物流業におけるボール(Ball)は、取扱単位の一つであり、ピース(Piece)とケース(Case)の中間単位として使用されます。ピース、ボール、ケースの使用例は以下の通りです。
- ピース(Piece):最小単位であり、個々の商品や部品を指します。
- ボール(Ball):複数のピースがまとめられた単位で、メーカーや流通業者が設定する小口包装の形態を指します。例えば、10個入りのパックなどがボール単位に相当します。
- ケース(Case):複数のボールを含む箱単位の包装で、輸送や保管の際に用いられます。
ボール単位は、ピース単位での取引や管理が煩雑になる場合に効率化を図るために使用されます。医薬品や食品業界では、1つずつ販売するのではなく、一定数をまとめた「ボール単位」で流通させることが一般的です。例えば、ビールでは6本のビールをまとめ、ボール単位としたものが販売されています。また、4つのボールをまとめることでダンボール(ケース単位)となるなど、効率的な管理が行われています。
このように、ボールは物流や在庫管理の効率を高める重要な単位であり、注文や出荷指示の際にも活用されます。
以下のリンクでは、assimeeを使ってピースソーターの再現を行う記事を公開しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
ピースソーターの動作を再現する(リンク)