assimeeでは以下に挙げるパラメーターを設定することで、各プロセスをカスタマイズすることができます。これにより、あなたのモデルの再現度を高めることができます。

Contents

入荷プロセス

入荷するパーツを生成することができます。

プロセスカード

図:入荷プロセスカード

パラメーター設定画面

図:入荷プロセスの設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

パーツ名

入荷するパーツ名を設定できます。
詳細設定でパーツの数(パーツ名、発生間隔、個数)を増やすことができます。

発生間隔

入荷するパーツの発生間隔(一定周期)を設定できます。

個数

入荷するパーツの個数を設定できます。

入荷データ

直接入力やCSVファイルを読み込むことで、時間ごとの入荷パーツ名や個数を設定できます。不定期な入荷を設定することができます。

出荷プロセス

パーツを出荷することができます。

プロセスカード

図:出荷プロセスカード

パラメーター設定画面

図:出荷プロセス設定画面



プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

出荷データ(出荷目標)

直接入力やCSVファイルを読み込むことで、出荷目標を設定できます。出荷目標はプロセス最適化に使用します。出荷プロセスが複数存在する場合には、どこか1カ所にデータを読み込むことで動作します。複数の出荷にそれぞれデータを読み込んだ場合、最適化が失敗する可能性があります。

置き場プロセス

パーツをストックする置き場を作ります。また、シミュレーション開始時に配置する在庫を初期仕掛かりとして設定することが出来ます。

プロセスカード

図:置き場プロセスカード

パラメーター設定画面

図:置き場プロセス設定画面
(含詳細設定画面)

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

置き場容量

置き場に置くことのできるパーツの数の上限値です。パーツが複数存在している場合、和となります。
例:置き場容量1000個の場合、部品Aのみがプロセスに流れている場合、部品Aを1000個まで保管可能、部品Aと部品Bが流れている場合、部品Aと部品Bを合わせて1000個まで保管可能。

詳細設定

初期仕掛かり(シミュレート開始時に置き場に置かれている在庫)

  • パーツ名
    初期に置かれているパーツ名の設定を行います。
  • 個数
    初期に置かれているパーツの数量の設定を行います。

分岐プロセス

プロセスを分岐させることができます。分岐させる条件として、パーツ名、検品プロセスを使って指定するステータス、シミュレーション時間、ランダムを利用することが可能です。また、上流側への還流を設定することが出来ます。

プロセスカード

図:分岐プロセスカード

パラメーター設定画面

図:分岐プロセス設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
処理時間を0と設定した場合、遅延なくパススルーで処理が行われます。

作業人数(作業効率)

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間1分で作業人数1人の場合と処理時間10分で作業人数10人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

分岐条件(複数設定可)

図:分岐条件設定画面

分岐する先を設定したうえで分岐条件を設定します。デフォルトではランダムに設定されており、分岐要件を設定しない場合、接続するプロセスへランダムに割り振られます。
分岐条件としては以下の条件が利用できます。

  • パーツステータスが一致
    あらかじめ、上流側に設置した検品プロセスで不良品判定を行い、ステータスを確定。不良品の場合ステータスは不良、それ以外のステータスは正常となっているので、ステータスで分岐を判定する。
    例:良品を置き場A、不良品を置き場Bのように使用する。
  • パーツ名が一致
    パーツ名を使ってパーツごとに分岐先を決定する。
    例:部品Aを置き場A、部品Bを置き場Bのように使用する。
  • 指定時間未満
    時間(分)を指定し、分岐先を決定する。
    例:シミュレーション時間が120分未満の場合、置き場Aのように使用する。
  • 指定時間以上
    時間(分)を指定し、分岐先を決定する。
    例:シミュレーション時間が120分以上の場合、置き場Aのように使用する。
  • その他
    他の条件と組み合わせて、条件に一致しない場合の行先を決定する。

検品プロセス

検品を行いパーツに正常と不良の2つのステータスを付けることができます。このステータスと分岐プロセスを使ってプロセスの条件付き分岐を行うことが可能です。また、ステータスは加工・組立・分解といったプロセスを利用してパーツ名を変更するまで保持されます。

プロセスカード

図:検品プロセスカード

パラメーター設定画面

図:検品プロセス設定画面
(含詳細設定画面)

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

不良品率(%)

不良品の発生割合を設定します。不良品の発生はランダムとなります。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
処理時間を0と設定した場合、遅延なくパススルーで処理が行われます。

作業人数

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間10分で作業人数10人の場合と処理時間1分で作業人数1人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

詳細設定(以下の設定はパーツごとに設定することが可能です)

立ち上げ時間

プロセス処理が始まるまでの休眠時間を設定します。
例:10分と設定すると最初の10分は処理を行いません。

作業グループ

プロセスで作業を行う人数を設定できます。通常設定の作業人数と同じ値となります。

修理時間

故障が発生した場合の修理時間を設定します。

故障間隔

故障が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定できます。故障間隔が設定されていない場合、故障は発生しません。

修理グループ(*作業人数にはカウントされません)

故障が発生した場合に修理作業を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、修理のための時間が10分の1となります。修理時間10分で修理グループ10人に設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

段取り替え時間

段取り変えに必要な時間を設定します。段段取り変えとは処理するパーツの種類が変更された場合に新しいパーツの処理を始めるのに必要な時間です。取り替え時間を設定しない場合、段取り替え時間は0となります。
例:部品Aと部品Bから製品Aを作るプロセスを部品Aと部品Cから製品Bを作るプロセスへ変更する場合、段取り替え時間分プロセスが停止します。

段取り替えグループ(*作業人数にはカウントされません)

段取り替えを行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、段取り替えのための時間が10分の1となります。段取り替え時間10分で旦土襟替えグループ10人に設定した場合、段取り替え時間1分で段取り替えグループ1人と設定した場合と同じになります。

工具交換時間

工具交換が発生した場合、工具交換に必要な時間を設定します。

工具交換間隔

工具交換が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定します。工具交換間隔が設定されていない場合、工具交換は発生しません。

工具交換グループ(*作業人数にはカウントされません)

工具交換を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、工具交換のための時間が10分の1となります。工具交換時間10分で工具交換グループ10人に設定した場合、工具交換時間1分で工具交換グループ1人に設定した場合と同じになります。

作業プロセス

パーツの名前が変わらない処理を行います。

プロセスカード

図:作業プロセスカード

パラメーター設定画面

図:作業プロセス設定画面
図:作業プロセス詳細設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
処理時間を0と設定した場合、遅延なくパススルーで処理が行われます。

作業人数

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間10分で作業人数10人の場合と処理時間1分で作業人数1人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

詳細設定(以下の設定はパーツごとに設定することが可能です)

立ち上げ時間

プロセス処理が始まるまでの休眠時間を設定します。
例:10分と設定すると最初の10分は処理を行いません。

作業グループ

プロセスで作業を行う人数を設定できます。通常設定の作業人数と同じ値となります。

修理時間

故障が発生した場合の修理時間を設定します。

故障間隔

故障が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定できます。故障間隔が設定されていない場合、故障は発生しません。

修理グループ(*作業人数にはカウントされません)

故障が発生した場合に修理作業を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、修理のための時間が10分の1となります。修理時間10分で修理グループ10人に設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

段取り替え時間

段取り変えに必要な時間を設定します。段段取り変えとは処理するパーツの種類が変更された場合に新しいパーツの処理を始めるのに必要な時間です。取り替え時間を設定しない場合、段取り替え時間は0となります。
例:部品Aと部品Bから製品Aを作るプロセスを部品Aと部品Cから製品Bを作るプロセスへ変更する場合、段取り替え時間分プロセスが停止します。

段取り替えグループ(*作業人数にはカウントされません)

段取り替えを行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、段取り替えのための時間が10分の1となります。段取り替え時間10分で旦土襟替えグループ10人に設定した場合、段取り替え時間1分で段取り替えグループ1人と設定した場合と同じになります。

工具交換時間

工具交換が発生した場合、工具交換に必要な時間を設定します。

工具交換間隔

工具交換が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定します。工具交換間隔が設定されていない場合、工具交換は発生しません。

工具交換グループ(*作業人数にはカウントされません)

工具交換を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、工具交換のための時間が10分の1となります。工具交換時間10分で工具交換グループ10人に設定した場合、工具交換時間1分で工具交換グループ1人に設定した場合と同じになります。

加工プロセス

パーツの名前が変わる処理を行います。プレスや溶接といった加工作業、梱包などのプロセスに対応します。

プロセスカード

図:加工プロセスカード

パラメーター設定画面

図:加工プロセス設定画面
図:加工プロセス詳細設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
注意:処理時間を0と設定した場合、加工処理が行われず対象パーツがそのまま下流へ出力されます。

作業人数

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間10分で作業人数10人の場合と処理時間1分で作業人数1人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

対象パーツ(複数組設定可)

  • パーツ名
    加工に必要なパーツ名を設定します。
  • 個数
    加工に必要なパーツ数を設定します。

出力パーツ(複数組設定可)

  • パーツ名
    加工後のパーツ名を設定します。
  • 個数
    加工後のパーツ数を設定します。
  • 例:対象パーツに鉄板を1個、出力パーツにプレス済鉄板を1個のように使用します。

詳細設定(以下の設定はパーツごとに設定することが可能です)

立ち上げ時間

プロセス処理が始まるまでの休眠時間を設定します。

例:10分と設定すると最初の10分は処理を行いません。

作業グループ

プロセスで作業を行う人数を設定できます。通常設定の作業人数と同じ値となります。

修理時間

故障が発生した場合の修理時間を設定します。

故障間隔

故障が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定できます。故障間隔が設定されていない場合、故障は発生しません。

修理グループ(*作業人数にはカウントされません)

故障が発生した場合に修理作業を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、修理のための時間が10分の1となります。修理時間10分で修理グループ10人に設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

段取り替え時間

段取り変えに必要な時間を設定します。段取り変えとは処理するパーツの種類が変更された場合に新しいパーツの処理を始めるのに必要な時間です。段取り替え時間を設定しない場合、段取り替え時間は0となります。
例:部品Aと部品Bから製品Aを作るプロセスを部品Aと部品Cから製品Bを作るプロセスへ変更する場合、段取り替え時間分プロセスが停止します。

段取り替えグループ(*作業人数にはカウントされません)

段取り替えを行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、段取り替えのための時間が10分の1となります。段取り替え時間10分で旦土襟替えグループ10人に設定した場合、段取り替え時間1分で段取り替えグループ1人と設定した場合と同じになります。

工具交換時間

工具交換が発生した場合、工具交換に必要な時間を設定します。

工具交換間隔

工具交換が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定します。工具交換間隔が設定されていない場合、工具交換は発生しません。

工具交換グループ(*作業人数にはカウントされません)

工具交換を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、工具交換のための時間が10分の1となります。工具交換時間10分で工具交換グループ10人に設定した場合、工具交換時間1分で工具交換グループ1人に設定した場合と同じになります。

組立プロセス

複数のパーツから1つのパーツを組立することができます。複数のパーツを使用して製品を組立する場合だけでなく、ピッキングを行って1つのコンテナにパーツを入れるような場合にも使用します。

プロセスカード

図:組立プロセスカード

パラメーター設定画面

図:組立プロセス設定画面
図:組立プロセス詳細設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
注意:処理時間を0と設定した場合、組立処理が行われず対象パーツがそのまま下流へ出力されます。

作業人数

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間10分で作業人数10人の場合と処理時間1分で作業人数1人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

対象パーツ(複数設定可、複数組設定可)

  • パーツ名
    組立に必要なパーツ名を設定します。
  • 個数
    組立に必要なパーツ数を設定します。

出力パーツ(複数設定可、複数組設定可)

  • パーツ名
    組立後のパーツ名を設定します。
  • 個数
    組立後のパーツ数を設定します。
  • 例:対象パーツに部品Aを1個、部品Bを2個、出力パーツに製品、個数1個のように使用します。

詳細設定(以下の設定はパーツごとに設定することが可能です)

立ち上げ時間

プロセス処理が始まるまでの休眠時間を設定します。
例:10分と設定すると最初の10分は処理を行いません。

作業グループ

プロセスで作業を行う人数を設定できます。通常設定の作業人数と同じ値となります。

修理時間

故障が発生した場合の修理時間を設定します。

故障間隔

故障が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定できます。故障間隔が設定されていない場合、故障は発生しません。

修理グループ(*作業人数にはカウントされません)

故障が発生した場合に修理作業を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、修理のための時間が10分の1となります。修理時間10分で修理グループ10人に設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

段取り替え時間

段取り変えに必要な時間を設定します。段段取り変えとは処理するパーツの種類が変更された場合に新しいパーツの処理を始めるのに必要な時間です。取り替え時間を設定しない場合、段取り替え時間は0となります。
例:部品Aと部品Bから製品Aを作るプロセスを部品Aと部品Cから製品Bを作るプロセスへ変更する場合、段取り替え時間分プロセスが停止します。

段取り替えグループ(*作業人数にはカウントされません)

段取り替えを行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、段取り替えのための時間が10分の1となります。段取り替え時間10分で旦土襟替えグループ10人に設定した場合、段取り替え時間1分で段取り替えグループ1人と設定した場合と同じになります。

工具交換時間

工具交換が発生した場合、工具交換に必要な時間を設定します。

工具交換間隔

工具交換が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定します。工具交換間隔が設定されていない場合、工具交換は発生しません。

工具交換グループ(*作業人数にはカウントされません)

工具交換を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、工具交換のための時間が10分の1となります。工具交換時間10分で工具交換グループ10人に設定した場合、工具交換時間1分で工具交換グループ1人に設定した場合と同じになります。

分解プロセス

パーツを分解して複数のパーツにすることができます。荷物(パーツ)の中から複数の商品(パーツ)を取り出すような場合に対応します。

プロセスカード

図:分解プロセスカード

パラメーター設定画面

図:分解プロセス設定画面
図:分解プロセス詳細設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。
注意:処理時間を0と設定した場合、分解処理が行われず対象パーツがそのまま下流へ出力されます。

作業人数

プロセスで作業を行う人数を設定できます。
処理時間と作業人数から作業効率が計算されます。
例:処理時間10分で作業人数10人の場合と処理時間1分で作業人数1人の場合は同じ作業効率となります。
注意:作業人数を0人と設定した場合には処理が行われないので、無人である場合も作業人数は1人としてください。

対象パーツ(複数設定可、複数組設定可)

  • パーツ名
    分解するパーツ名を設定します。
  • 個数
    一度に分解するパーツ数を設定します。

出力パーツ(複数設定可、複数組設定可)

  • パーツ名
    分解後に得られるパーツ名を設定します。
  • 個数
    分解後に得られるパーツ数を設定します。
  • 例:対象パーツにコンテナA、個数1個、出力パーツに商品Aを1個、商品Bを2個のように使用します。

詳細設定(以下の設定はパーツごとに設定することが可能です)

立ち上げ時間

プロセス処理が始まるまでの休眠時間を設定します。
例:10分と設定すると最初の10分は処理を行いません。

作業グループ

プロセスで作業を行う人数を設定できます。通常設定の作業人数と同じ値となります。

修理時間

故障が発生した場合の修理時間を設定します。

故障間隔

故障が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定できます。故障間隔が設定されていない場合、故障は発生しません。

修理グループ(*作業人数にはカウントされません)

故障が発生した場合に修理作業を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、修理のための時間が10分の1となります。修理時間10分で修理グループ10人に設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

段取り替え時間

段取り変えに必要な時間を設定します。段段取り変えとは処理するパーツの種類が変更された場合に新しいパーツの処理を始めるのに必要な時間です。取り替え時間を設定しない場合、段取り替え時間は0となります。
例:部品Aと部品Bから製品Aを作るプロセスを部品Aと部品Cから製品Bを作るプロセスへ変更する場合、段取り替え時間分プロセスが停止します。

段取り替えグループ(*作業人数にはカウントされません)

段取り替えを行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、段取り替えのための時間が10分の1となります。段取り替え時間10分で旦土襟替えグループ10人に設定した場合、段取り替え時間1分で段取り替えグループ1人と設定した場合と同じになります。

工具交換時間

工具交換が発生した場合、工具交換に必要な時間を設定します。

工具交換間隔

工具交換が発生する間隔(稼働時間ごと)を設定します。工具交換間隔が設定されていない場合、工具交換は発生しません。

工具交換グループ(*作業人数にはカウントされません)

工具交換を行う人数を設定します。
例:10人と設定すると、工具交換のための時間が10分の1となります。工具交換時間10分で工具交換グループ10人に設定した場合、工具交換時間1分で工具交換グループ1人に設定した場合と同じになります。

運搬(人)プロセス

人による運搬を再現します。複数の人員が並行して輸送する場合は、運搬人数ではなく積荷容量を増加させることで再現します。

プロセスカード

図:運搬(人)プロセスカード

パラメーター設定画面

図:運搬(人)プロセス設定画面

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

積荷容量

人が運搬する容量を設定します。

運搬時間

人が運搬に要する時間(片道)を設定します。

運搬人数

運搬プロセスに従事する人数を設定します。
人による運搬は積む時間が1分、積み下ろしはノータイムとなっている他、1分ごとに1人ずつ積む形となり並行での積み込みは行いません。

運搬(AGV)プロセス

AGV(搬送機)による運搬を再現します。使い方は運搬(人)と同様ですが、故障と修理のパラメーターを設定することが出来ます。また、複数のレーンを使用したAGVの並行使用は積荷の容量を増やすことで再現します。

プロセスカード

図:運搬(AGV)プロセスカード

パラメーター設定画面

図:運搬(AGV)プロセス設定画面
(含詳細設定画面)

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

積荷容量

AGVが1台で運べる積荷容量を設定します。

運搬時間

AGVが運搬に要する時間(片道)を設定します。

運搬台数

運搬プロセスが使用するAGVの台数を設定します。
AGVによる運搬も積む時間が1分、積み下ろしはノータイムとなっている他、1分ごとに1台ずつ積む形となり並行での積み込みは行いません。

詳細設定

修理時間

AGVの修理に必要な時間を設定します。

故障間隔

AGVの故障間隔(稼働時間ごと)を設定します。故障時間を設定しない場合、故障は発生しません。

修理グループ

AGVの修理を行う人数を設定します。
例:修理時間10分で修理グループ10人と設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

運搬(ローラーコンベア)プロセス

ローラーコンベアによる搬送を再現します。ベルトコンベアとはプロセスより下流側でパーツの滞留が生じた際の振る舞いに差があります。ローラーコンベアは積荷容量上限までパーツを詰めることが出来ますが、ベルトコンベアはそれが出来ません。

プロセスカード

図:運搬(ローラーコンベア)プロセスカード

パラメーター設定画面

図:運搬(ローラーコンベア)
プロセス設定画面
(含詳細設定画面)

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

積荷容量

積荷容量を設定します。
ローラーコンベアの場合、積荷がいっぱいになるかどうかに関わらず、毎分容量までの運搬が行われます。

処理時間

プロセスを処理する時間を設定できます。

詳細設定

修理時間

ローラーコンベアの修理に必要な時間を設定します。

故障間隔

ローラーコンベアの故障間隔(稼働時間ごと)を設定します。故障時間を設定しない場合、故障は発生しません。

修理グループ

ローラーコンベアの修理を行う人数を設定します。
例:修理時間10分で修理グループ10人と設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。

運搬(ベルトコンベア)プロセス

ベルトコンベアによる搬送を再現します。ローラーコンベアとはプロセスより下流側でパーツの滞留が生じた際の振る舞いに差があります。ベルトコンベアはローラーコンベアと異なり積荷容量上限までパーツを詰めることが出来ません。

プロセスカード

図:運搬(ベルトコンベア)プロセスカード

パラメーター設定画面

図:運搬(ベルトコンベア)
プロセス設定画面
(含詳細設定画面)

プロセス名

プロセス名を初期設定から変更できます。

積荷容量

積荷容量を設定します。
ベルトコンベアの場合も積荷容量まで運搬が行われます。
運搬に支障が生じた場合にローラーコンベアと異なり積荷容量に関わらず、追加の積み込みを行うことはできません。

処理時間

運搬に必要な時間を設定します。
長さと速度から処理時間を計算することも可能で、長さ1mで速度が1m/分なら、処理時間が1分となります。

詳細設定

修理時間

ベルトコンベアの修理に必要な時間を設定します。

故障間隔

ベルトコンベアの故障間隔(稼働時間ごと)を設定します。故障時間を設定しない場合、故障は発生しません。

修理グループ

ベルトコンベアの修理を行う人数を設定します。
例:修理時間10分で修理グループ10人と設定した場合、修理時間1分で修理グループ1人と設定した場合と同じになります。